Q&A(よくある質問)
黄身に付いている白いひも状のものは何?
たまごを割ったとき、黄身に白いひも状のものが付いています。これは「カラザ」と呼ばれるもので、卵黄をハンモックのようにたまごの真ん中に吊り下げる役目をしています。
卵黄の一番外側の薄い膜を「カラザ層」といい、これがハンモックの網の部分になります。
つまり、ひも状のカラザは、ハンモックのひもになるわけで、鋭端部(たまごの尖った方)では、カラザは2本が左巻きにねじれて糸状になり、鈍端部(たまごの丸い方)では1本が右巻きにねじれています。
カラザを取り除いて食べる人もいますが、成分はタンパク質ですし、「シアル酸」という私たちの体の細胞を守る大切な成分が含まれていますので、そのまま食べた方がいいのです。